色と音

色と音

 色は音とも関係しています。例え工事現場から聞こえてくる金属の擦れる音や削岩機の音を、不快で耳障りな雑音と感じたことはありませんか?そして皆さんは、このような音からどの様な色を連想されますか?黒い背景に鋭く浮かび上がる赤い光線やと思います。尖った黄色というのはどうでしょうか?このように考えると極端な赤黄色は、騒々しい色と言えるかもしれません。この様な表現には、背景色や形、面積も多く関係してくると思います。一方心地良い音で構成された爽やかで癒されるメロディーからは、青や緑が連想されませんか?

 

 誰もが快く感じる音楽は、バランスのとれた振動から規則的で均一の間隔をもった疎密波で成り立っているといわれています。しかし雑音では、疎密波は均一で規則的でもなく調和を欠くそうです。
 現在は多くの研究者によって、色と音そしてそれぞれに対応する周波数との関係の研究結果が報告され、音の持つ治療作用も実証されています。私も音楽を聞くことによって興奮した気持ちを鎮めて、穏やかな気持ちになることで集中力を高めたりしています。そしてこの時に、その音に対応する色を同時に見ることで音の持つ治癒効果を高めることができます。
 また、植物や野菜に音楽を聞かせるという面白い実験を行った例もあります。ヒマワリは、太陽を追いかけて「顔」を傾けていくのですが、太陽と同じ方向からロックミュージックを流すと「顔」を背け、クラシックや静かな音楽を流すと向きを戻したそうです。

 

 色と音は、共に空気中を伝わる一連の波動という点で同類である。色の場合は、波動が網膜に当たり目の反応を引き起こします。音の場合では、波動が鼓膜に当たりそれを振動させ、硬骨と軟骨の複雑なメカニズムを通じて作用し、聴覚神経繊維のインパルスをもたらします。そして、神経インパルスをもたらします。そして、神経インパルスが脳に伝達することで音楽や会話等が認識されます。この地球には、様々なものからの波動が溢れています。そしてその波動の変化は、他のものの構造を変え更には目に見える形まで変えてしまうこともあります。
 私達人間も強くこの波動の影響を受けています。従って波動の因子の質と量により、病気にも健康にもなる事になります。

 

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