パワーカラーフードヒーリング

 私達が生きていく上で食事は、欠かすことができません。
色を意識して食事を摂ることで、パワーカラー・ヒーリングの効果を得ることができます。
色のバランスが魅力的になるように食べ物を選ぶことは、食欲増進にも繋がり健康的な心身を維持する上で、大きな役割を果たします。

 

 食物には、多彩な色エネルギーが含まれていて、その効果は、目に見える色だけでは判断できません。外見の色だけではなく、その食物が供給する固有のエネルギーを考えることも重要になってきます。

 

 ここでは、食物の持つ色エネルギーの効果・効能、その色エネルギーに属する主な食物をまとめてみました。
パワーカラー・フード・ヒーリングに、ご参考ください。

レッドフード&エネルギー

 レッドフード(赤の食物)は、一般的にミネラルを豊富に含みタンパク質の優れた供給源で、代謝を向上させ、血液循環の改善をし、活力を与えてくれます。肩こりやひどい手足のむくみ、低血圧、冷え性、生理不順は、血液の循環が悪くて生じる身体のトラブルです。
これらの症状を改善するのに最も効果的なのが、レッド・フードです。

 

 そして、レッドフードは、抗酸化作用の効果や女性ホルモンの分泌を促してくれる作用もあり、内側からサポートしてくれます。

 

 レッドフードが不足すると、無気力、軽い頭痛、スタミナ不足が表れます。またパワーが強すぎると、攻撃的になったり、苛立ったりしてかえって疲れてしまうことがあるので、注意が必要です。

 

 チョコレートやクレソン、パセリは、これらの固有のエネルギー成分から判断して、レッドパワーフードになります。

レッドフード

 

 果物・・・イチゴ、チェリー、ラズベリー

 

 野菜・・・トマト、赤ピーマン、パプリカ、赤玉葱、赤キャベツ、ラディッシュ、ビーツ、唐辛子、
      クレソン、パセリ

 

 その他・・・肉、魚、豆、ナッツ

レッドエネルギー

 

 ビタミン・・・B12

 

 ミネラル・・・鉄、マグネシウム、亜鉛

 

 その他・・・脂肪酸


オレンジフード&エネルギー

 オレンジフード(橙の食物)は、毒素の排出やストレスの除去を助け、生殖器をサポートし、あらゆるレベルにおいて創造性を高めてくれます。

 

 身体のの自然な排泄機能と排泄プロセスを強化することで、毒素の排出とストレスの解放を促します。
これにより、身体からは不要な老廃物が取り除かれるとともに、精神的にも不必要なものが手放され、ストレスの除去とリラクゼーションの促進が容易になります。何か大きなショックを受けたときは、オレンジフードがショックを吸収し、排出する助けをくれます。

 

 オレンジフードが不足すると、主に便秘の症状となって表れます。その他にも、インスピレーションが湧かなかったり、筋肉や関節がこわばって硬くなるという症状が表れたりします。

 

 最近では、女性の2人に1人が便秘と言われる程、便秘に悩まされている人が多いようですが、オレンジフードを取り入れることで、イエローフード同様に胃腸の消化機能促進してくれます。
便秘が解消することで、全身の新陳代謝が促進され、肌荒れや太りやすい体質の改善にも繋がります。

 

 またオレンジフードは、生殖器をサポートする重要な栄養素が含まれているため、その他のレベルでも創造性の流れを促してくれます。

オレンジフード

 

 果物・・・オレンジ、桃、アプリコット、マンゴー

 

 野菜・・・ニンジン、カボチャ、黄ピーマン、パプリカ

 

 その他・・・玄米、ごま、オート麦、エビ、カニ

オレンジエネルギー

 

 ビタミン・・・ビタミンA、ビタミンC

 

 ミネラル・・・カルシウム、銅、セレニウム、亜鉛


イエローフード&エネルギー

 イエローフード(黄色の食物)は、自律神経に作用、副交感神経系を刺激して、精神を安定させる効果があります。
また、オレンジフードと同様に胃腸の消化促進機能を活発化させ、調整させる機能もあります。

 

 太陽は、私達に黄色のエネルギーをもたらしてくれます。しかし、現代の生活様式では、大気汚染、屋内での生活環境、高ストレス水準などのために、イエローエネルギーを使い果たしてしまうことも少なくありません。

 

 イエローエネルギーが不足すると、イライラしやすくなる、緊張しがちになる、記憶力衰える、落ち着きを失う、栄養素十分に吸収できなくなる傾向が見られ、消化器系のトラブルや免疫力の低下、熱りやのぼせ、抑うつ感が生じ、意思決定ができなくなるなどの症状が表れます。

 

 最近の研究では、オメガ3脂肪酸(魚油)が、学習障害や注意力欠如、集中力欠如などの問題に対して、重要な役割を果たしているという結果が出されました。このことは、行動上の問題だと思われていたことが、実は栄養に関する問題であったことを示しています。

 

 さらに、学習障害の子供に脂肪酸のサプリメントを与えたところ、40%以上の被験者で大幅な改善が見られ、効果を裏付ける結果になりました。

イエローフード

 

 果物・・・レモン、バナナ、グレープフルーツ

 

 野菜・・・米、小麦、ライ麦、トウモロコシ、カボチャ、黄ピーマン、パプリカ

 

 その他・・・卵、魚、油、脂肪酸を多く含む食物

イエローエネルギー

 

 ビタミン・・・ビタミンA,ビタミンB群、ビタミンD,ビタミンE

 

 ミネラル・・・ナトリウム、カリウム、セレニウム、リン、ヨード、クロム、マンガン


グリーンフード&エネルギー

 グリーンフード(緑の食物)は、ビタミン、ミネラルを豊富に含み、体内の諸器官や機能のバランスを取る食物が揃ってます。
それぞれの機能が正常になることで、精神的に安定した状態をもたらしてくれます。

 

 また、血液の生成を増進し、血圧をベストなレベルに安定させ血行を良くし、利尿作用も促し皮膚や粘膜が美しく健康に保たれるのをサポートしてくれます。

 

 グリーンフードが不足すると、抑うつ状態、危機感、呼吸のトラブル、自己価値の欠如などの症状が表れます。そして、肩や首周りの筋肉のこわばりが原因の、緊張性頭痛にも効果があります。
グリーンフードをいくら食べても食べたりない感じがする時には、自然に囲まれた空間で過ごすことにより、グリーンの波動を素早く身体に取り入れることがあります。

 

 濃い緑色の葉野菜は、ビタミンと酸化防止成分の最高の供給源です。健康な身体には、1日1皿の葉野菜を生で食べることが最小限の条件です。

 

 季節の食物やその土地で育った物を食べると、身の周りの環境のリズムとパターンに身体が慣れます。

グリーンフード

 

 果物・・・緑のぶどう、ライム、キウイ、アボカド、リンゴ、ナシ

 

 野菜・・・キャベツ、芽キャベツ、カリフラワー、ブロッコリー、ケール、さやえんどう、グリンピース、ニラ、ほうれん草

 

 その他・・・ほとんどの料理用ハーブ

グリーンエネルギー

 

ビタミン・・・すべてのビタミン

 

ミネラル・・・すべてのミネラル


ブルー&バイオレットフード&エネルギー

 ブルー&バイオレットフード(青&紫の食物)はごくわずかであり、一部の他の色の食物と同じ働きをします。

 

 ブルー食物は、声、頚部の分泌腺や器官、コミュニケーションスキルなどで助けが必要な時に役立ちます。

 

 一方バイオレットは、自律神経を安定させることで、脳を休ませ安眠作用に効果的です。
また、精神活動にも効果があります。

 

 食品添加物や着色料、遺伝子組み換え食品には、バイオレットの持つネガティブな作用である心理的な錯覚を生む働きがあります。
これには、間違った理想主義が関係しているためです。

 

 バイオレットの波動を持ち合わせている食物は、古くから世界各地でヒーリングに使用されてきました。
経験のあるヒーラーのもとで使用することで、現実世界と異なる体験ができる領域へと意識を開くことができます。

 

 地中海料理に使われるバジルはハーブティーとして飲むことで、注意力を保ったまま、身体をリラックスさせることができます。
ホーリーバジルはインドでは、聖なるハーブとして瞑想に使われていました。

ブルー&バイオレットフード

 

 果物・・・プラム、ブルーベリー、ブラックベリー

 

 野菜・・・アスパラガス、昆布、ワカメ、ヒジキなど海藻類(ブルー)
   ・・・ナス、パープルブロッコリースプラウト(バイオレット)

 

 ハーブ・・・ホーリーバジル、パープルバジル、セントジョンズワート(バイオレット)

ブルー&バイオレットエネルギー

 

 ビタミン・・・ビタミンE

 

 ミネラル・・・ヨード(ブルー)
     ・・・ナトリウム(バイオレット)