一年を終えて

 グルテンフリーを意識してから、1年が過ぎました。今回は、私の率直な感想を述べさせて頂きます。
 私は、グルテンフリーを始めてから、自分がどれ程小麦を摂取していたかに、驚きました。調味料を始め、ラーメン、パスタ、ピザに、フライなどなど好きな食品のほとんどに小麦が使われていました。なので、始めは、食品探しに苦労しました。外食すれば撤退は難しいので、多少は仕方ありません。しかし、1年間は、小麦を主原料とするものは、控えてました。パスタ、ピザ、ラーメン、ビールは、大好きだったので始めは不安でしたが、始めてみると意外にも苦になりませんでした。その時、私は、「私の身体が本当に望んでいたわけでは、なかったんだなぁー。」と感じました。
もともと、料理は好きなので自炊派でしたが、味付けは、一段とシンプルになりました。グルテンフリーを始める前に比べると、米粉、大豆、ナッツ類、ドライフルーツやそば粉等を多く摂るようになりました。その結果、以前に比べて食べ過ぎる事もなく、体重も落ち着いてるいました。体内環境的には、もの凄く健康的だと思います。また、脳活に良いと言う情報もありましたが、特別な根拠はありませんが、確かにスッキリと快活だって様な気がします。

 

 そして、ちょうど1年が過ぎた辺りから、ビールやラーメン、パスタ等の小麦食品を摂取してみました。そうしましたら、パスタにも、ピザにも、以前の様なやみくも食べ過ぎることも無く、「当分いらないかなー。」とさえ思いました。ピザに関しては、それっきり一度も食べてません。ビールのがぶ飲みもなくなりました。ただ、1カ月間程、ハイボールにハマってしまいました。f^_^; 週1ペースの大好きだったラーメンも、月に食べるか、食べないか程度です。
小麦食品を解禁して、新たに思ったのはいかに食生活が楽だということでした。友人と食事をする時にも、外でさっと済ませるのも、とても手軽にそして、美味しいと言う事です。これは、小麦の素晴らしさだと思います。

 

 私は、アレルギーも無く、興味本位でグルテンフリーを始めた訳ですが、自分の身体の必要とするものや、素材の味や、今まで知らなかった料理や調味料を知ることができたので非常に良い経験になりました。

 

 今では、グルテンフリーに徹すること無く、グルテンレスの様な感じで、食事を楽しでいます。今回この様な、経験と気づきを得たことに、心から感謝しています。いろいろな面で、ご協力をしてくださった皆様、誠にありかございました。