カラーコーディネートと私

 私は、幼少期からカラーコーディネートを楽しんでいたと思います。塗り絵や砂絵、ファッションをその時の感覚で、好きなように選んでいました。

 

2001年にオーストラリアへ行き、日本と異なった風土や文化に触れながら大自然のさまざまな色彩に感動し、色彩の世界を独学で歩み始めました。 
そして、パーソナルカラーやカラーイメージを体感することで、知識は後から吸収しました。

 

 ここでは、パーソナルカラーやファッションイメージを簡単ではありますが、説明させていただきます。

 

パーソナルカラー

 パーソナルカラーとは、あなたをより健康的に見せ、自信を与え、魅力的に輝くあなたを創る、あなたらしい色のことです。
パーソナルカラーを導くには、主に肌の色・髪の色・瞳の色から、判断します。人間の肌の色は、大きく黄系と青系の2つに分類することができます。それを更に、春・夏・秋・冬4つのタイプに分類してかんがえます。

スプリング(春)タイプ・・・イエローベースの明るい身体色のタイプで、黄みを帯びた明度の高い華やかな済んだ色になります。

 

サマー(夏)タイプ・・・ブルーベースの柔らかい身体色のタイプで、青みを帯びた明度の高い穏やかで清楚な色になります。

 

オータム(秋)タイプ・・・イエローベースの落ち着いた身体色のタイプで、黄みを帯びた色みが強く深みのあるトーンの色になります。

 

ウィンター(冬)タイプ・・・ブルーベースの鮮やかな身体色のタイプで、青みを帯びたはっきりとしたトーンの強い色になります。

パーソナルイメージ

 個人の外面と内面のイメージを上手く組み合わせて、個人をより魅力的に演出する為の、スタイリングイメージとしての考え方になります。

色とファッション

 ファッション業界では、流行は常に変化しており、毎年新しい色が提案されます。また、音楽や映画などの文化や社会背景から、その年の流行色が生み出される場合もあります。

 

 

 色や配色は、私達に様々なイメージを連想させます。パーソナルカラー・コーディネートでは、個人の肌の色等から調和配色を組み合わせる考え方ですが、捉え方を変えると、個人が色や配色のイメージをまとうことになります。

 

 

 ファッションアイテムである衣服は、色彩・素材・デザインによって構成されます。特に色彩デザインは、私達に様々な共通イメージを連想させます。ファッションイメージは、外面のイメージの重要な指針となり、相手の心理に大きく作用しています。 
 また、先天的な外面のイメージとして、顔や体型等の身体的特徴も合わせて、ファッション・スタイルを考慮することもあります。

 

 内面のイメージとしては、趣味や好み、ライフスタイルから読み取り、この3つの組み合わせからスタイリングを考えます。主に、クラシックカジュアルロマンティックアヴァンギャルドの4つに分類することができます。