色とチャクラ

 色は、光のエネルギーです。
電磁波の違いによって、異なった色として認識されます。
色は、私達の身体の全表面を覆う皮膚を通して、体内へ入り込んでいます。

 

 また色は、身体に存在していて目には見えないチャクラというエネルギーが流れる中枢部分からも取り入れられ、近くにあるホルモン分泌器官である性腺や甲状腺、その他の器官や臓器に作用しているといわれています。

 

 ここで取り上げるのは、7つの主要チャクラです。
それぞれのチャクラに関連する鮮やかな色がありどれも生命エネルギー(気)を身体に送り込むとともに、自らも絶えずエネルギーを吸収、放射しています。

 

 愛と調和に生き、感情的、肉体的、霊的にバランスの取れた状態を保つには、これらのエネルギーセンターであるチャクラが正しく機能し、ブロックされることなくスムーズに回転しなければなりません。チャクラが活性化する事で生命エネルギー(プラーナ)が正しく促され、血液循環、呼吸、発声、消化、排泄といった体内システムが正しく働き、健康な思考と精神を維持する事ができ、眠っている潜在能力を引き出すことができます。

 

 恐怖感や敵意、嫉妬、その他のネガティブな思いにいつまでも囚われていると関連するチャクラの色が濁るほか、縮んだり、膨れたりすることがあります。

 

 チャクラのブロックを取り除くには、瞑想パワーカラーブリージング等)で心身をリラックスさせることが効果的です。

 

そして、チャクラを活性化させるには、パワーカラー体操チベット体操が効果的です。

 

 2019年11月より さいたま市で、ナチュラクティブ ヨガの、朝ヨガクラスを始めることになりました。

 

 


第1チャクラ(ムーラダーラ)

 サンスクリット語でムーラダーラとは、基盤・根、支えるものを意味します。

 

 脊柱の基底にあたる会陰(肛門と生殖器の間)にあり、基底チャクラとも呼ばれています。回転しながらルビーレッドの色を放ちます。
生命の根源と健康がキーワードで、肉体的な安全や生存本能のほかに、基本的な物質的要求に関連します。

 

 チャクラが活性することで、生きる喜びや意志、肉体的パワー、若々しい生命力を受けることができます。

 

 チャクラの働きが弱まると、無気力、気怠さ、疲労感、動作が鈍い、骨関節症などの症状が表れます。

 対応する色・・・赤、黒

 

 対応するパワーストーン・・・オニキス、オブシディアン、ヘマタイト、ガーネット、コーラル、ブラッドストーン、タイガーアイ、ルビー、水晶、ダイヤモンド

第2チャクラ(スヴァディシュターナ)

 サンスクリット語でスヴァディシューターナは、甘い、自らの住処を意味します。

 

 下腹部~陰部にあり、仙骨チャクラとも呼ばれ、基底チャクラよりも僅かにはやい速度で回転し、鮮やかなオレンジ色を放ちます。

 

 肉体的欲望(食事、運動、性的エネルギー、体重増加、睡眠、外見)と、感情や感受性に関連しています。

 

 チャクラが活性することで、創造性が高まり、人との出会いや交流する喜びを得ることができます。

 

 チャクラの働きが弱まると、腰痛、表現力の欠如、妄想癖、異性に対して興味がなくなったりする症状が表れます。

 対応する色・・・オレンジ、レッド

 

 対応するパワーストーン・・・タイガーアイ、ガーネット、ヘマタイト、シトリン、カーネリアンゴールデントパーズ、ルビー、水晶、ダイヤモンド

第3チャクラ(マニプーラ)

 サンスクリット語でマニプーラは、光る宝石、宝珠の都市を意味します。

 

 太陽神経叢(みぞおちとへその間)に位置し、仙骨チャクラよりも速い速度で回転しています。澄んだ黄色を発し、光り輝く太陽のチャクラともいわれています。

 

 思考や感情、感能力、実現能力に関連しています。

 

 チャクラが活性することで、力と自分自身及び他人に対する感情えおコントロールする力がつき、過剰な欲望を抑制できます。

 

 チャクラの働きが弱まると、胃潰瘍、消化不良、情緒不安定、愚痴、怒り、無頓着、無感動などの症状が表れます。

 対応する色・・・イエロー

 

 対応するパワーストーン・・・シトリン、イエローシトリン、アヴェンチュリン、サンストーン、アンバー、マラカイト、エメラルド、ルビー、水晶、ダイヤモンド

第4チャクラ(アナーハタ)

 サンスクリット語でアナーハタは、制限抑制・衝突のないを・意味します。

 

 胸の中心であり心臓のチャクラで、上部チャクラの最初のチャクラでもあり、中~高速で回転しながらエメラルドグリーンやピンクを放っています。
人格形成に重要な役割を及ぼす愛情の源で、全ての愛の中枢です。愛と全体性の実感、人間関係に関連しています。

 

 チャクラが活性することで、意思や願いを実現し易くなります。また、クレアセンシェント(透感)の開発には欠かせない要素です。

 

 チャクラの働きが弱まると、高血圧、心臓病、癌、共依存、鬱病、否定的なイメージなどの症状が表れます。

 対応する色・・・グリーン、ピンク

 

 対応するパワーストーン・・・エメラルド、ジェイド、アヴェンチュリン、ターコイズ、インカローズローズクウォーツ、ウォーターメロントルマリン、ピンクトルマリン、ルビー、水晶、ダイヤモンド

 

第5チャクラ(ヴィシュッダ)

 サンスクリット語でヴィシュッダは、浄化、清浄なる輪を意味します。

 

 にあり、表現力や理解力を司るチャクラで、高速で回転しながらスカイブルーを放ちます。

 

 コミュニケーション能力の源で、相手にだけでなく、自分自身に対しても真実を語る働きがあります。
また、クリエイティブな仕事とも関連しています。

 

 チャクラが活性することで、自浄能力が高まり、聴力、発声、言語のパワーが高まります。

 

 チャクラの働きが弱まると、喉の痛み、首の痛み、甲状腺のトラブル、耳鳴り、無気力、感情表現ができない、創造力を妨げられるなどの症状が表れます。

 対応する色・・・スカイブルー、ブルー、インディゴ

 

 対応するパワーストーン・・・ターコイズ、アクアマリン、ラリマー、サファイヤ、ラピスラズリ、ブルートパーズ、ブルーレースアゲート、オパール、ルビー、水晶、ダイヤモンド

第6チャクラ(アージュラー)

 サンスクリット語でアージュラーは、知覚する、知る、教令、指揮を意味します。

 

 第3の目とも呼ばれ、眉間の奥に位置し、楕円形でチャクラの中央に目があり、深いインディゴブルーを放ちます。

 

 真実と物事の本質を知る力、直観力、透視能力と関連しています。
また、自らの内側にある本質に向き合うことのできるハイヤーセルフの目であり、本人が感じたことや、考えたこと、行動が全て記録され、この世を去る際には、「人生の映画が映し出される。」と信じられています。

 

 チャクラが活性することで、知性と直観力が高まります。思考力と判断力が高まることで運命に変化が生まれ、自己コントロール力も養われます。

 

 チャクラの働きが弱まると、集中力の欠如、頭痛、弱視、神経障害、緑内障、悪夢、幻覚などの症状が表れます。

 対応する色・・・インディゴ、シルバー、ホワイト

 

 対応するパワーストーン・・・サファイヤ、ラピスラズリ、アメジスト、フローライト、ブルートパーズ、ルビー、水晶、ダイヤモンド

第7チャクラ(サハスラーラ)

 サンスクリット語でサハスラーラは、千倍、千の花弁の蓮華を意味します。

 

 頭頂部にある百会のツボに位置し、豊かで深いロイヤルパープルを放ちます。
ここは、受信の中枢であり運命や宿命、導き、自己の人格と霊性を統合する能力と関連しています。

 

 チャクラが活性することで肉体と精神の全てを統括し、意識を高みへと押し上げることができます。また、自分でも経緯を知らないままに、エーテル界から情報を得ていると考えることもできます。

 

 チャクラの働きが弱まると、目に見えない世界への不信、汚染物質への過敏性、慢性疲労、てんかん、アルツハイマー病、憂鬱、混乱などの症状が表れます。

 対応する色・・・パープル、ホワイト、ゴールド

 

 対応するパワーストーン・・・アメジスト、ダイヤモンド、水晶、ルビー、ルチルクウォーツ、パイライト、アンバー、シトリン