指導霊

 あなたは、指導霊という存在をご存知ですか?私にとっての指導霊とは、何をどうすべきかの閃きや実際に自分で意識している感覚よりも、何かに突き動かされる感覚を感じた時に、「指導霊のおかげかな?」なんて思ったりしています。

 

 インターネットで調べてみると、守護霊の中でも、指導霊とは、自分自身を成長させてくれるコーチの様な存在みたいです。潜在意識やユングの言う無意識と繋がりがあるようです。ご存知の通り、私は哲学や精神世界、心理学が好きなので、こういった話しは一つの思想と捉えています。
実際には、全く根拠がありませんが、私達は、目に見えない何かを感じていると思います。それは、目や耳では確認できない電波や波長もそうですし、放射線等、まだまだたくさんあると思います。気づいて無いだけなのかもしれません。

 

 話しがそれてしまいましたが、108回ビンヤサヨガを体験していると、「あれ、指導霊かな?」なんて、思うことがあります。根拠のない、不思議な話しです。

 

 ヨガスートラを読み返しながら、アーサナを行なっていると、「魂や前世って何なのだろう?」と思ったので、簡単に調べてみました。
魂は、肉体とは別に精神的実体として存在すると考えられています。肉体から離れたり、死後も存続することが可能で、体とは別にそれだけで一つの実体をもつとされる、非物質的な存在とされています。人間が生きている間はその体内にあって、生命や精神の原動力となっている存在とされています。なんかアニメやホラー映画のイメージですね。 

 

 古代エジプトでは、「人が死ぬと肉体から離れるが、再び戻って来る。」という考えがあります。古代インドでは、霊魂は何度もこの世に生まれ変わるという輪廻転生の考え方が一般的でした。私は、今でもこの考えが残っているように感じます。
そして、人間だけでなく、命あるもの全般、動植物にも宿ると考えられたり、さらには鉱物にも霊魂が宿る、とされることもあるようです。

 

 魂や霊は、見ることはなかなか難しいと思います。ちなみに私は、見たことがありません。しかし、古代から文献や壁画などで伝えられているには、きっと、何かがあったのだと思います。アーサナを通して自分と向き合っていると、ふと自分の存在が分からなくなることがあります。私の感覚が異常なのか、必然なのかは分かりかねますが…。

前世

 前世とは、ある人生を起点として、それより前の人生のことを指します。転生を認める世界観ならば、必然的に内包する概念になりたす。人の転生が何度も繰り返されているということを認めるならば、全ての人は皆、ひとつではなく多数の前世を持っているということにます。そして、インドの多くの宗教では前世が認められています。仏教では三世の過去世にあたります。私が、今こうして「前世」を考えてしまうのも、インドの文化に触れているからと、考えると納得できます。

 

 近年では、転生や前世の存在を全く信じない人でも、退行催眠を受けている時に、本人としても思いがけず、前世を思い出すということが起きるとの報告があります。このことは、医学博士のブライアン・ワイスの著作『前世療法』により、世界中で広く再認識されるようになりました。

 

 「前世」在るのでしょうか?私は、在っても無くても、平和に生きていたいです。その為の、第一歩が心身の健康だと思っています。そして、真実を理解し合うことで解決すると信じています。