世界のヒーリング

 今回は、世界の様々なヒーリングについての記事を見ていた時に、それらの共通性やパワーカラー・ヒーリングの有効性について感じたことを説明させていただきます。

ハワイのヒーリング哲学

 ハワイには、古代より『HUNA(フナ)』と言われる教えが存在します。「全ての原因は、あくまでもその人の考え方や信念である。」とするものです。

 

 また、マナという概念があり、この世に存在する全てのものにはマナが宿っていると信じられています。
マナは、超自然的なエネルギーであり、私達人間に存在するものとして考えると、生命エネルギーであり、自己治癒力と捉えることができます。
心身の調和がとれ、健康であれば十分なマナを取り込むことらができ、その流れてもスムーズであるといわれています。

 

 私は、これは気であり、プラーナであり、思考する物質と同じ様なものではないかと思っています。
そして、マナが凝り固まった状態とは筋肉や精神の緊張であって、呼吸法やマッサージ(揉み、指圧、外気功など)で、ほぐしてあげることでその流れを良くする事がでるようです。

 

 具体的なヒーリングの方法としては、HUNAの教えである様に、全ての原因は、心のあり方であることから、何かしらの病気を患う
人間とは、その人間が間違った考え方や信念を持っていることになります。

 

 まず自分自身と向き合い自分の思考パターンを明確に理解し抱えている問題の原因に気づく必要性があります。

 

 次に、自分の目標をよく知り、それを明確に定めることです。そのイメージを具体的に思い描くことで、顕在意識から潜在意識へと働きかけることができます。

 

 この流れは、自己実現・成功法に書かれていることと、とてもよく似ています。

 

 ヒーリング効果を高めていくには、それなりの時間をかけて、潜在意識の習慣や思い込みなでを変化させる必要があります。その為には、集中力、忍耐力、物事をポジティブに考える思考力が必要になります。

アーユルヴェーダ

 アーユルヴェーダの語源は、サンスクリット語で生気・生命を表す「アーコス」と、知識・学を表す「ヴェーダ」です。

 

 世界の3大伝統医学の1つで、病気にならない身体を作る予防の医学と呼ばれいるが、医学のみならず、知恵や生命科学哲学の概念も含んでいます。
万物は、風&空、火&水、水&地を表す3つのドーシャでできていると考えられ、人は、生まれながらの固有の傾向があり、性格や体質の違いとして現れるそうです。

 

 アーユルヴェーダでは、ドーシャのバランスが良く、身体の組織や感覚器官が正常に働き、精神や魂が幸福に満たされている状態を健康とみなしています。
そして、心、身体、行動、環境を含めた全ての調和が健康には重要であり、ドーシャのバランスが崩れると病気になってしまいます。

 

 主な治療法は、食事療法や薬物療法、マッサージなどがあるが、どれも心身のバランスの回復を目指すもので、天然由来の薬物であっり、身体への負担をできる限り抑えるように考えられている。

 

 健康な生活を送るには、自分の優先権を正確に知ることがとても重要なこととされています。これは、HUNAでいう所の自分の目標や自分の思考パターンを知ることと同じことだと思います。
 そして、私は、予防医学であり智の哲学という事から、アーユルヴェーダも人間が本来持つ自己治癒力の回復を図るヒーリングであると思います。

中国医学

 中国医学も世界の3大伝統医学になります。

 

 主に、鍼灸療法、気功、生薬方があります。

 

 近代医学では、人間を物質として扱い、病気の部分だけを治すという見方をするが、中国医学では、人間を自然界と結びついた存在として考え身体を侵襲することなく自然治癒力を高めることを目的としています。
 気は、宇宙空間の隅々にまで充満しており、絶えず流れて、変化しています。天体の運行、季節や天候、動植物の成長などの全ての根本には気があると考えています。
私はこれを、HUNAでいう所のマナと同じと考えます。

ヨガ

 今日ヨガは、健康体操の一種として、広く一般に浸透し受け入れられていますが、本来は梵我一如解脱を最高目標とする精神統一の修行法でした。
身体の制御、呼吸の制御、精神の制御から健康や美容促進、病気の予防や治療、超自然的な力を得るなど様々な目的の為に利用されています。

ホメオパシー(同種療法・類似療法)

 ホメオパシーについては、賛否両論で日本でもまだまだ受け入れられずらい状況ですが、1つの理論としては、興味深く、既に紹介させていただいた他のヒーリングと同様に自然治癒力の強化繋がることから、取り上げてみました。

 

 ドイツの医師 ハーネマンが確立した理論です。

 

 ある病因によって引き起こされる症状は、病因にさらされた生物が、その病因に対抗して、健康を取り戻すために起こる身体の反応であり、それは最善の方法です。したがって、病因に対する生物のその防衛反応を抑えるのでは無く、それを助け、強化しなければなりません。すなわち、生物の防衛反応を強化するために、その症状を引き起こすであろう物質をごく僅か投与しするという理論です。

世界のヒーリングとパワーカラー・ヒーリング

 このように、様々なヒーリングをものすごく簡単に取り上げて、その共通性を整理してみると、

・この世の全てのもの中に存在し、充満しているエネルギーの存在

 

・自分自身を知ることから全てが始まる

 

・自然治癒力

 

という3つのキーワードが、存在します。私は、この3つのキーワードを理解し意識することで51%は、ヒーリング効果を得ている状態だと思います。あとは、そのヒーリングの実践であり効果・効能には、個人差が出てくると思います。

 

 パワーカラーヒーリングは、この3つのキーワード全てに、働きかけます。

 *「この世の全てのもの中に存在し、充満しているエネルギーの存在」は、パワーカラーヒーリングの全てのカリキュラムで体感することができるくらい重要です。

 

*「自分自身を知ること」は、内観することであり、パワーカラーブリージング(色と呼吸の瞑想法)が、とても有効的です。

 

*「自然治癒力」は、パワーカラーヒーリングの全てで強化することができます。


パワーカラーヒーリングは、

 

パワーカラー体操

 

パワーカラーストレッチ

 

パワーカラーブリージング

 

の3部構成になっています。
これらは身体的な作用と精神的な作用において連動していて、定期的に全てを行うことで非常に効果が高まります。
パワーカラー体操は、5つのステージで構成
されている体操で、身体の動きと呼吸を合わせて、リズム良く行うことで体力の強化、代謝の向上、疲労物質の蓄積を遅らせ、自律神経の興奮を阻止し、ストレス反応の暴走を抑え、マインドフルネス効果、リフレッシュ効果、精神の安定を与えてくれます。

 

 パワーカラーストレッチでも、ストレッチ効果に加えて、同様の効果を期待することができます。

 

 また、パワーカラー体操の5つの動きは、古代ヨガを基本とし、体内のエネルギーセンターであるチャクラの活性作用も加わり、体内の生命エネルギーを高め、若返り・ダイエット効果、心身の浄化、自己治癒力の向上、洞察力・集中力・意志力・忍耐力の強化へと導いてくれます。

 

 パワーカラーブリージングは、色を呼吸し、意識を集中する瞑想と思ってください。色は、その時のあなたの心身に必要なパワーカラーを導き、深い腹式呼吸で行い、雑念を払い、心身におけるパワーカラーの流れをイメージします。
目的に応じて、身体に意識を集中させたり、、自己実現の為の明確なイメージを強くイメージしても構いません。大切なのは、姿勢と意識の集中、呼吸です。

 

 パワーカラーブリージングでは、体内の気の流れを整えて、細胞を活性化、血行促進、自律神経の調整、リラックス・リフレッシュ効果、マインドフルネス効果、ビジュアライズ効果、セロトニン分泌による高揚感、精神の安定を得ることができます。

 

 パワーカラーヒーリングは、若返り、ダイエット、健康、マインドフルネスに加え、ストレス対策、悩み解消、自己実現・成功法を行う上で非常に大きな支えとなってくれます。

 

 1人でも多くの方が、パワーカラーヒーリングを活用し、自己実現に成功していただけたら幸いです。